6月18日(土)、サッカー日本代表酒井高徳(さかいごうとく)選手と河岸貴氏をお招きしてアウパ加賀でイベントを行いました。
コンセプトは『本物に触れる』
イベント当日
石川県内だけでなく、富山や福井からも子ども達が集まってくれました。
当日は、ソワソワと落ち着かない様子で、朝から超ハイテンションな子ども達。
今か今かと高徳選手の到着を待っていました。
興奮状態MAXもいいとこで、
『まだ?もう来る?まだ?』
1分おきに聞きに来ては、
『ウォー!』とかって、子どもって正直。笑
可愛いすぎです。
高徳選手とのフットサル大会
お待ちかね高徳選手の到着とともに、お母さん方の黄色い歓声が上がりました。
間近で見る代表選手の登場に、子ども達の視線も釘付けです。
開会宣言のあとは、フットサル大会。
高徳選手の技術を間近で見れるのはもちろんだけど、子ども達にとっては何より現役プロサッカー選手と自分が同じピッチに立ってプレーできているという体験が大きいんじゃないかな。
手に届かない遠い存在ではなく、夢物語ではないと認識できるという点で。
高徳選手と河岸貴氏のトークショー
トークショーでは高徳選手の思考(考え方や捉え方)に触れてもらうことができました。
10年前20年前の話じゃない、世界の最先端のサッカーに触れている選手の話は全然違います。
有り難いことに、テレビでは絶対聞けない、赤裸々な話も満載で。
ブンデスリーガでの話、日本代表での話。
ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の話、ネイマールやリベリーやロッベンなどと対峙した時の話。
話を聞いたり、質問をしている子どもたちの目はいきいきしていたし、まなざしは真剣そのもの。
高徳選手、貴さんという本物に触れたことで、選手達には間違いなく一生忘れられない刺激があったと思います。
こういうイベントが出来てその様子を見て、一瞬ですが泣きそうになってしまいました。
良い刺激には良い反応
子ども達や保護者の方からもいい質問がたくさんありました。
『Jリーグとドイツとの違いは何ですか?』
『日本代表で上手いと思っている選手は誰ですか?』
『子どもの頃、どんな練習をどのくらいしていましたか?』
『子どもの頃、憧れていた選手は誰ですか?』
貴さんの絶妙な進行が、子ども達の興味を次々引き出します。
子どもは正直なもので良い刺激を受ければ、即良い変化が現れます。
片山津温泉宿泊
当日は、高徳選手は家族と片山津温泉自慢の海の幸と温泉三昧、喜んでいただいたと思います。
夕食もご一緒させていただいて、朝は朝で高徳選手、貴さんと一緒に柴山潟周辺をランニング。(写真あり)
これから自分が指導していく上での気付きを得ることもできて、一石何鳥だろうってくらいの濃密な時間。
お二人からいろんな話を聞くことができました。
サッカーは世界No.1スポーツ。
改めて世界に目を向けていくことの必要性を感じました。
感謝カンゲキ雨嵐
実は企画から開催までほとんど日にちがなく、告知はリオペードラHPとFacebook、あとは利用者の口コミでした。
それでも75名の定員は、お陰様で満員御礼。
わずかな準備期間しかなかった中で、メディア対応などやってくれた中島さん、リオのスタッフ、たくさんの方のおかげで当日は大成功と言っていいぐらいの感じで無事終えることが出来ました。
段取り八割とはよく言いますが、九割九分くらいの完ぺきな準備をして臨みました。
ブラインドサッカー日本代表監督
アレナトーレ代表、現ブラインドサッカー日本代表監督でもある高田さんにも、この週末の二日間でいろんな話を聞かせてもらうことができました。
リオの選手も見てもらっって、代表自らキーパースクールもやっていただきました。
OBの旅立ち
そして、この有難いご縁があって、OBのりょうとあきやすが来年からドイツに。
自分で選んだ道を精一杯、全力で突き進んでほしいと思います。
全ては子ども達のために
今回の立役者、貴さんと高徳選手を始め、関わってくださっている皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、有り難いとしか言いようがないです。
現役の日本代表で海外で活躍されている選手が、田舎の街クラブに来てくれるなんてそうないこと。
全身全霊で、返していかなくちゃな。
そして今回、何のために開催したのかと聞かれれば、『子ども達のため』この一言に尽きます。
子ども達の為に、できる限りの環境を用意したいと思っています。
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