サッカーは運動量の多い、バランスのとれた全身運動。
ボール一つあれば、少しのスペースがあれば、小さな頃から楽しむことができるスポーツです。
体力と運動能力の低下
昔に比べて、自転車で走り回る子どもを見かけることが少なくなりました。
子ども達が遊べる場所が少なくなったこともあって、外遊びをする習慣がなくなってきました。
外遊びの代わりに登場したのがゲーム機。
弊害は、子どもの運動不足。
身体を動かす機会が少なければ運動能力は低下し、体力もつかないまま。
身体機能が低下するということです。
ゲームの弊害
思い通りにいかなければボタン一つでリセットでき、じっと座ったまま画面を見つめて、誰とも関わらず一人で何時間でも遊んでいられるゲームの世界。
親の目を盗んでベッドの中で朝方まで、なんてことになれば寝不足で頭がボーっとしたまま、食欲も湧きません。
中には暴力的なものや残酷なものなど、小学生には好ましくない描写があるものも。
生活リズムが乱れれば、学力の低下も招きます。
経験不足からくるもの
勉強はできても、他人の目を見て挨拶することや話すことができない。
失敗や成功経験が乏しく、挫折に弱い。
コミュニケーション能力が低く、他人に無関心。
ああしろこうしろと言われ慣れて、自分で考えたり判断したりする習慣がない。
ストレスに弱く、新しい環境に馴染みにくい。
成長期に他人と関わる経験が乏しい子は、社会への適応能力が低いと言われます。
スポーツの良さ
技術を上げることは目標の一つだけれど、大切なのはそれだけじゃなくて。
上手くなる、上手くならない、勝った、負けたのものさしじゃなくて。
サッカーを通じて、他人と関わったり、自己表現することでトラブルや失敗を解決したり。
目標を設定したり、自分で時間を管理したり、感情をコントロールすることを覚えたり。
チームワークや協調性を学んで、『心』を育てることができます。
スポーツを、サッカーをすることで少しでも良い方向へ向かうことができるかもしれないと、考えています。