人との繋がりや、SNSでの交流がきっかけで、全国の指導者の方にお会いできる機会が増えています。
自分が飛び回ることも多いですが、施設やクラブに興味を持たれて、この加賀の地へ足を運んで下さる方がいらっしゃいます。
関東からの日帰り弾丸ツアー、関西からの温泉兼視察、四国からのバス遠征と、来てくださる皆さんに共通するのは、その行動力とバイタリティーの半端なさ。
情熱を持って、実際に現場で踏ん張っている方々からは、勉強になることも多く、絶え間なく刺激を受けることができています。本当にありがたいことです。
今回二回目の視察で、ZION FC(東京都 立川市)林洋平 代表が来てくださいました。
前回より時間が確保できたこともあって、情報交換、スタッフ・子どもへの指導と関わり方、溢れる情熱、子どもへの愛情、失敗談、次の計画に向けてのお話など、遅くまで話が尽きることなく、刺激とエネルギーをたっぷりいただきました。
その力強い言葉や常に前を向いている姿勢からは、必ず目標をクリアしていく人だと感じました。
掘り下げた話、語り合うことができたこと、出会いに感謝です。負けてらんないな。
クラブを立ち上げて、それを更に発展させていくのは相当の覚悟と、人間力、行動力、計画性、会計力、いろんな力が必要です。何かを成し遂げようと思ったら、貪欲さ、判断力、突破力、諦めずにブレずにやり続ける力も必要です。
最初から標準装備されている人間なんて、ひと握りもいないんじゃないかな。
大抵はやりながらあちこちぶつかって、それでもなんとか進むうちに、芽生えて、育てられて、磨かれていくものなんだと思います。
自分たちが正しいと思うことをやろうとすると動こうとすると、深い意味もわからないままに表面上だけで必ず批判される。これが日本の現状。
最初、この計画は諦めた方がいいのかなとかマイナスなことも若干思ったこともあったけど、でも、これは正しいと思うことを貫く大切さを試されてるんじゃないかと思ってやり続けての今。
失敗しない人間より諦めない人間の方がかっこいいと思ってます。
動き出すと、そこにもれなくついてくるのは、妬み、誹謗中傷、妨害行為、ネットを利用した嫌がらせ、匿名での投稿や手紙など。
時間を持て余したさもしい大人が、揚げ足を取ってやろうと、表面や一部分だけを取り上げて大騒ぎ。
不快にさせ傷つけて、やる気を削いで断念させることに、時間とパワーを注いで躍起になる。
そんなことに気を取られ、同じ土俵に上がるのは時間の無駄。
子供達のこと、これからのクラブのことでも考えた方がよほど有意義な時間を過ごせます。
クラブを立ち上げる前、自分のビジョンを伝えてた時、自分が周りの大人に実際に言われた言葉が、
『絶対無理!』 『お前にできるわけがない!』 『世の中なめんな!』
この否定的ナイスアドバイス3点セット。これ聞けたらラッキーなんです。
カネもコネも何もない、やる気しかない若造には、かなりな確率で贈られる言葉のようです。
なら他にいい方法あるの?良くするためになんかやろうとしてるの?昔は言いたくなる時もありました(笑)
でも自分としては誰のことも誹謗もしない中傷もしないでやろうと。誰の悪口もいわないでやろうと言って今まできています。
否定的ナイスアドバイス3点セット言われるぐらいのこと考えられたら、やってみたほうがいいと思います。
実はそこにチャンスがあるってことかもしれません。
若いうちは、これやりたいあれやりたい無鉄砲なくらいでいい、正しいと信じたことを貫こうと、試されてるんじゃないかと考えて、やってみればいいと思います。
自分がやってみてわかったのは、
・やってない人、動いてない人の『絶対無理!』は信用しなくていいってこと
・やってみてなんか違うと感じたら、他の方法を試せばいいってこと
・誰からでもいつからでも学べるということ
そして、活躍している、輝いてる、周囲の人にまで輝きを与えられる人が共通して言うのは、
『あの失敗があったからこそ、強くなった』
『あの経験があったからこそ、人の気持ちわかるようになった』
失敗を糧に、批判をバネに、おかげで自分が変われたと、悔しさを感謝に変えて、前に進み続ける姿勢。
行動を起こさず言い訳しながら生きるか、失敗を感謝に変えて生きるかの違い。
自分は不器用な人間だと、よく言われます。
それでも、人間力、行動力があれば、後はなんとでもなるんじゃないかと思っています。
ここぞとばかりに、アスリートのドM精神を発揮して、やる必要があることを、楽しみながらとことんやる。
最初からうまくいかないのは当たり前、ピンチはチャンス。
逆境を楽しめたら、逆境じゃなくなる。
自分の捉え方一つで状況は変えられます。
やり続けることで、たくさんの出会いがあって、学びがあって、応援してもらえるようになって、いろんな力が身に付いて、成長できたり、打開する力が生まれます。
大人が動くことで、子ども達が希望や夢を持てる環境になるのなら、子ども達の未来のために、自分が信じることを実行して、結果出すしか方法が無いなら、結果出すまでやってみよう。
ここでの結果は試合での結果ではありませんよ。
想いは伝わり、熱は広がる。
今回、林さんとお話したことで、気付いた反省点がありました。
ブログのイメージからか、とんでもない堅物で真面目人間だと思われてたそう。
まあまあ変態です、とネット上でそろそろカミングアウトした方がいいのか、このまま隠しておいた方がいいのか。
どちらがクラブと石川県の発展に繋がるのだろうか・・・。笑