現状維持は衰退

6連チャンです。連続投稿更新中です。やっぱやると決めたらやれました。時間は創るものということを弱い自分にいばって言ってやりたいと思います。
さて、正月三が日、普段にはない、正月ならではというような過ごし方をして、心身ともに充電完了。
次のがっつり休みはお盆かな。

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前回のクラブ立ち上げ当初の話に興味を持って頂いた方から、もっと詳しくというお声を頂いたので、以下あの頃を思い出しながらもう少し。

加賀に戻ると、やはりというか、サッカー環境は自分の子どもの頃と何も変わっていなかった。
「最悪だよ。何も変わっていない」恩師(つーさん=現会長)の言葉。
つーさんの言葉ひとつで帰ってくることを決断。

現状維持は衰退。
誰もやらないなら、自分で変えるしかない。
環境は子どもには変えられない。
環境を変えられるのは大人だけ。

構想を、地元のクラブに伝えると、
「40年間これでやっていて、なんの問題もない」
「現状で充分だ、余計なことをするな」
「できるわけがないだろう、波風を立てるな」

応援してもらえると思ってただけに、あの時の反応はショックというかがっかりというかなんとも言えない感じだった。
自分が育った場所を誇れない自分がそこにいた。
茨の道であるということはさすがに予想できたけど(頭かたい人ばかりで)これは逆にチャンスなんじゃないか。
何を恐れているんだろう。現実から目をそらしているだけではないのか。
加賀から育った子達(自分以外にも)がそう答えを出しちゃってる。
40年の歴史がありながらサッカーがあるのは一部の地域だけ。
加賀市のどこにいてもサッカーができる環境が必要なんじゃないか。
そう。ますは普及。
今思えばよく入り込んだなと思うけど、加賀市の園長会議に頼み込んで5分時間を頂き巡回サッカー教室の説明をさせてもらったり。
あの時の冷たい園長先生方の視線は忘れない。本当冷たい視線とはあのこと。笑
少年時代のチームの勝利などなんの意味もない。
単なる寄せ集めのチームや、付け焼刃の技術では選手が外に出た時に通用しない。
地元でそこそこやれればいい?子ども達が一生この街から出て行かないとでも思っているのか。

個の育成を理念としたクラブをつくりあげること。
一貫した技術指導システムをつくりあげ、幼少期から育成すること。
自分がやると決めた。
道はないけれど、やれるに決まっている。
やれるまでやり続けるのだから。

ゴールを設定した。
100年後、クラブワールドカップで優勝すること。クラブワールドカップ優勝メンバーにリオ出身選手が中心選手として出場していること。
やるからには世界一。
そこからの逆算。

クラブワールドカップで優勝するということは、その街にそれだけの環境があるということ。
自分の生まれ住んだ故郷にプロチームがあり、スタジアムがあるということ。
指導者の地位が確立し、充実した育成環境があるということ。
地域が一丸となってチームを支え、熱狂的に応援してくれる人々がいるということ。

例え、自分の生きている間には叶わなくても、自分の教え子が後に続いてくれれば、いつかは実現する夢。

スタジアムの草を刈る自分に、世界各国のチームで活躍する教え子から電話が入る。
「試合を観に来ませんか?チケット送ります」
「しょうがないな」
未来を夢見ると、嬉しくてたまらない。
マジで毎日このような妄想してます。笑

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