夏休みももう前半が終わろうとしています。
夏休みは小学生を観ることのできる時間もいつも以上に増え、朝から晩までグラウンドにいることも出来、素晴らしく充実した日々を過ごせています。
さて、夏休み前半。
小学生はVIVAIO船橋さんとの合同合宿で、サッカーはもちろんサッカー以外でも多くのことを学んだと思います。
選手だけでなくスタッフも多くの学びがいつもあります。
普段、何げなく過ごしている中では、見えているけど見ていない、聞こえているけど聞いていない、というものがものすごく多くあると思います。
合宿明けのスタッフミーティングでも、目に見える表面的なものだけでなく、VIVAIOスタッフの子供たちに対する想いは探れたのか、そこから来る接し方、言動についてどう感じたのか、自分たちはどうあるべきなのか。もっと基準をあげていかないと。
そんなことを共有しながら、自分もジュニアを見て感じたことを話しました。
どんなチームからでも学ぶことはあるし、学ぼうとしなければいけないということ。
今のリオペードラであったり、自分があるのも出会いのお陰。良い指導者、チーム。
ただ試合をしただけでは意味がないということ。
選手も、こんなにたくさんの良いチームと試合が出来ることを当たり前に思ってほしくないし、ただ試合をこなすだけでなく、試合通じて色んなことを吸収して自分のサッカーの向上に活かしてほしい。
自分が小学生の時には考えられない経験が出来ているのだから。
残りの夏休みの期間でどれだけ進化できるのかを楽しみにしたいと思います。
そして、中学生。
中1はリオペードラU13フェスティバル、中2、中3は、バンデリージャ横浜さんや、大宮ソシオさんなどこだわりのあるチームとの試し合い通じて多くの刺激を受けることが出来ています。
ドリブル1つとってもアプローチは様々。選手との接し方1つとっても様々。
最近何かで見たか聞いた言葉で、しつけ、おしつけの違いについて。
しつけは指導者から子供への最高の贈り物だと。
そして、指導者自身がそのことを実行しているかどうかだと。まず指導者がお手本を示しましょうと。
この指導者を親や経営者、先生と呼ばれる人に置き換えても同じだと思います。
指導者にとって望ましい行動をただ押し付ける事は子どもに反抗心や無力感を植え付けることにもなりかねないと思っています。
今回試し合いをさせて頂いたチームの指導者の皆さんは、アプローチは違えど、子どもが自分で考え、行動できる力(自己をコントロールする力)を育てることを真剣に考えている方々。
2泊や3泊ではなく、長期間の遠征通じて、逃げ場のない中、選手との我慢比べを真剣にしながら。
『いい経験をさせてあげたい。』
皆そう言います。
その想いから色んな地域に出向き、色んな人やサッカーに触れさせ経験を積み上げる。
まさに、成長は出会いや経験で培われる。
これも最近確かテレビで聞いたゴルフの指導者の言葉で、
『強いゴルファーを育てるのではなく、人間を育成していくことを意識している』
『人間一人で生きていけない。色んな支えがってこその人生。感謝の気持ちをもって生きてほしい』
その方は、感謝できる選手を育てていくんだとアツく話されていました。
自分もそのようなことを大事にしながら子供たちに関わっていきたいし、指導者にも求めていきたい。
いつでもどこからでもどんな人からでも学ぶことができると思います。
アンテナ立てておかねばと常々感じます。
世間一般に「できる人」と言われてる人たちは、「アンテナ」の質が高くて、数が多くて広範囲に広げている分「生きた情報」をキャッチできるのだろうなと思います。
そう考えると「運が良かった」と思える出来事。
例えば、
「偶然と思える人との出会い」
「偶然と思える発見」
「偶然と思える色々な事」は偶然ではなく、その人の「アンテナ」の質に対しての必然ではないのかと感じられることが増えてきました。
自分のアンテナはまだまだ低いけど、驚くべき出来事が連続でここ数ヶ月で起きています。
先日お会いしたある先生にもこのクラブにはいい気が流れていると仰って頂けました。これは本当に嬉しかったです。
もっともっと質の高い「アンテナ」を張り巡らせれるよう行動あるのみ精神で日々を過ごしていこうと思います。
夏休みも自分の中では来週から後半戦です。
各学年中3になった時点での着地点は正直分からない部分がありますが、今を大事にしてると辿り着くべきとこに辿り着く。
そう信じて、子供達と真剣に我慢比べをしながら関わっていきたいと思います。