初心

全米オープン男子シングルスで準優勝した、テニスの錦織圭選手。
年間グランドスラムを達成した、車いすテニスの国枝慎吾選手。
この偉業を成し遂げた二人の超一流プレーヤーが大事にしていること。

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それは、基本を繰り返しトレーニングすること。
ケタ違いの基本と努力をとことんやり続けること。
最高の舞台で、最高のパフォーマンスを発揮するために、基本が何よりも大事だということを誰よりも知っているから。

サッカーのトレーニングも同じこと。
基本の繰り返し。地道な作業をコツコツやる、ひらすらやる。
当たり前のことを当たり前に、基準を上げながら、徹底してやる。
ベースを作るために、技術を上げるために。
魔法のトレーニングなんてない。いきなり上手くなんか、なれない。

中学一年、新しい仲間、新しい環境、少しの緊張感。
やる気に満ち溢れ、憧れを持ち、サッカーに集中する。

中学二年、誘惑がそこら中に転がっている。
楽をしたい、遊びたい、逃げたい気持ちが芽生え、選ばれたり選ばれなかったりで、一喜一憂。
壁が立ちはだかれば焦り、簡単に、揺らぐ思春期。
自分で自分を他人と比べて、現実にもがき始める頃。

中学三年、『テストの点数が、塾が、受験が、時間が、友達が、親が』
思い通りにならなければ、何かのせいにして、自分に言い訳をし始める。
周りに不安を煽られ、翻弄されて、大切なものを見失ったり、忘れたり。

できない理由をいくら並べても、前には進まない。
何のために勉強するのか、何のためにサッカーを始めたのか、なぜやりたかったのか。
うまくいってない時は、気持ちがずれる、ブレる、揺らぐ。
そんなのは大人でもよくある話。
しっかりと自分を見つめて修正できれば、その経験が糧になる。

大抵は大人になって社会に出た時に気付く。
成功も失敗も、壁にぶち当たることも、初めてではないことに。
挫折したときの立ち直り方、信念を持ってやり遂げた時の達成感。
あの失敗はどうやって乗り越えた?あの高揚感はどうやって得られた?
いい判断をし、自分の考えを言葉で発信して、行動に移すことができているのは、なぜか?
諦めずに挑戦する気持ちや、ストレスに押し潰されない粘り強さは、どこで学んだ?

育成年代だからこそ、大切にしてほしいものが山ほどある。
仲間との絆、挑戦し努力し続けること、最後までやり抜くこと、人としての根っこを伸ばすこと。
見えないものを見るように、感じ取れるように。
学校生活だけでは学べないことを、リオで、サッカーで、学んで欲しい。

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アウパ加賀スタッフブログ

NPO法人スポーツクラブ リオペードラ加賀
株式会社アウパ

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