三木 利章さん(ACアスロン/兵庫)を講師にお招きして、第2回指導者講習会を開催しました。
当日は、リオジュニア達に実技、リオスタッフに講義、お集まりいただいた指導者の皆さんに講習会、と豪華三本立て。
体験を混じえて深く伝えていただきました。
あらためて確認できたこと、今後に活かせることばかり。
三木さん、お集まりいただいた石川・福井・大阪の小・中学年代の指導者の皆さま、ありがとうございました!
いろんなチームや指導者の話を聞くことを大切にしています。
指導者同士の繋がりや、指導者として刺激を受ける場が必要だと思っています。
JFAの講習会はあっても、それ以外はほとんどないのが石川の現状です。
地域性なのか、指導者同士の交流も少ないように思っています。
それぞれのクラブがスタイル等リスペクトした上で、若い年代の指導者がもっと交流するべきで、(酒飲んで傷舐めあうとかは論外だけど)微力ながら地域に還元できることをしたいという想いもあって、そういう機会を少しでも多く設けることができればと思っています。
若い指導者が増えていると感じています。
とてもいいことだと思います。
ただ、自分が遠い昔に経験した(教え込まれた)サッカーをそのまま選手に伝えていたり、育てることよりも勝つこと(大人が勝たせること)を優先していたり、大人がやらせてる感満載な場面に遭遇することがあります。
『クラブの方針』だからと、ひとくくりにしてしまえばそれまでなのかもしれませんが。
それでも、様々な地域の様々なチームが、大切な選手を、自分達のチームに送り出してくれていることを考えれば、育成年代の指導者である以上、その大切な選手達を預かった以上、次の年代で活躍できるように育て上げ鍛え上げ、送り出す役割と責任があります。
大人が目先の勝利にこだわりすぎると、選手達はどうなるか?
言われたことはできるけど言われたことしかできない。
失敗を恐れて、リスクを冒さない。
決められたパターンでしか動けない、闘えない。
選手達にはしっかりとしたベースを持たせてあげることが最優先。
育てながら結果として勝つ。
そういった意味での、ただ勝つことよりも育てること。
個の持つ力を最大限に引き上げること。
次のカテゴリーを預かる指導者には、○○大会で優勝だとかは参考程度にしかならないものです。
重要なのは、その個がどういう技術と心を持っていて、どう表現できるのか。
当たり前のことで、主体は選手。
誰かに上げてもらわないと闘えないようじゃ、話にならない。
大人がベンチからやらせるサッカーから脱却することが必要だと思っています。