3連続投稿!
ようやく石川も梅雨が明け、本格的な夏に突入。
選手の意識を、グイっと上げる絶好の機会。
この期間をどう過ごすのかは、とても重要。
アカデミーのそれぞれのカテゴリで遠征や合宿、TMを行って、
選手達は失敗や成功、悔しさや嬉しさ、様々な経験を積み重ねて、
少しずつ成長しています。
さて、今回はレディースのお話。
先日のレディースの試合を観に行った時のこと、
様々な年代で構成するこのチーム。
技術的な課題は、もちろんまだまだあるけれど、
変化が随所に見られました。
試合に臨む顔つきや、的確な指示。
前向きな声掛けや、勝ちに拘る気持ち。
仲間を鼓舞する高校生。
チームをまとめ上げ、引っ張り続ける姿。
成長を感じた瞬間でした。
そんな彼女達は、夏休みに入ってからというもの、ほぼ毎日、
勉強道具とサッカーボールと、お弁当を抱えて、
朝早くからアウパに通っています。
サッカーが大好きで、勉強の合間にボールを蹴って、
おしゃべりに花が咲いて(たまにかき氷とか?)
練習のある夕方までの時間を、有意義に使っています。
いろんな楽しみがオプションで追加されてるみたいです。
受験を控えている選手もいます。
学校の部活が終了し、友達が皆、受験体制に入ったと、
選手よりも親御さんが不安になってしまう場合がありますが、
ドロップアウトしてしまうより、最後までやりきった選手の方が
成功することが多いようです。
高校へ行っても大好きなサッカーを続けたいから、
学校と勉強とサッカー、どれも手を抜かずにやりくりしようと、
という強い想いが、限られた時間を上手く使えるような工夫を
生み出しているのかもしれません。
不安や悩みを抱えているのは皆同じ。
できない理由を並べるのではなく、
どうすればできるのか、できる方法を考える。
他人や環境のせいにするのでなく、
自分に矢印を向けて考える習慣をつける。
大好きなことなんて、そうそう見つかるもんじゃない。
大切な仲間がいること、一生懸命打ち込めるものがあること。
大抵は失ってから気付く、自分がどれだけ幸せな環境に置かれていたか。
投げ出さずにやりきってほしいと思います。