少年サッカー 遠征って大変? 親のありがたみを実感できる6つのこと

子ども達のサッカー遠征、実はサッカーの強化だけが目的ではありません。自分が普段いかに親御さんに助けられているかサポートされているかを知る、いい機会でもあります。
いつもなら当たり前そばにいてくれて、望めばいつでも世話を焼いてくれる親御さんがいないと子ども達は、自分でなんとかするしかないのです。

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1.朝、自分で起きる

起きる時間を気にすることも目覚ましをかけることもなく寝て、朝の決まった時間になれば親御さんに起こしてもらっている、なんて選手はいませんか?
起こしてもらった後は着替えの一式を準備してもらってる、なんてことはありませんか?
遠征では自分達で起きるしかありません。
しかも大抵は日常生活より早い時間から活動を開始します。賢い選手は目覚まし持参。
習慣のあるなしに関わらず、自分達で起きて支度をして決められた時間までに集合します。

2.食事の準備・後片付け・好き嫌い・少食

朝、親御さんに起こしてもらった後には、暖かい部屋と食事が準備されていて自分は席に着くだけ、なんて選手はいませんか?
遠征では席に座っていても、自動的にご飯が出てくることはありません。
自分達でご飯や味噌汁をよそったり、配膳したり。苦手な食材登場なんてこともしょっちゅうです。
基本、お残しは許しまへんでー。食わず嫌い王や小食大魔王。普段の生活が垣間見えます。
『これ食べてやるから、これ食べて』
要領の良い子はコーチの目を盗んで(?)こっそりおかずトレードしています。笑
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3.ユニフォームの洗濯

サッカーの後に汚れた練習着、カバンの中にそのまま放っておいても次の日には洗濯して綺麗に畳んである、なんて選手はいませんか?
遠征では、コーチが洗濯してくれるわけではありません。洗濯は洗濯機がしてくれますが、干すのは自分、畳んで片付けるのも自分です。
手を抜けば困るのは自分。たまに翌日、それ洗ってないだろ、ってくらい異臭を放つツワモノもいます。

4.風呂・公共の場でのマナー

自分の入りたい時間に風呂を入れてもらって、のんびり風呂から上がったらバスタオルや着替えが用意されてる、なんて選手はいませんか?
遠征では、風呂に掛けられる時間は決まっています。自分達だけでなく、他のチームや一般のお客さんも使用します。
家の風呂にしか入ったことがない選手は、掛け湯もせずに湯船に入ろうとしたり、身体も拭かずに脱衣所に上がろうとしたりすることがあります。
公共の場での最低限のルール、マナーは子どものうちから身に付けさせたいものです。

5.掃除・整理整頓

自分の部屋も机の上も自分で掃除をしたことがない、少し汚れても放っとけばいつの間にか片付けてもらえる、なんて選手はいませんか?
遠征では、自分達で使用した部屋は自分達で掃除します。
来た時よりも美しく。自分達が出したゴミは自分達で捨て、自分達が汚した場所は自分達で掃除します。

6.荷物の管理

『忘れ物はない?●●は持った?』なんて毎回親御さんに確認してもらっている、なんて選手はいませんか?
もしかしたら、遠征の準備まで親御さんにしてもらっている、なんて選手はいませんか?
遠征では、チームの荷物、自分の荷物、準備や管理は自分達でします。不足があれば困るのは自分達、帰り際に、忘れ物がないかの確認を怠ると困るのは自分達です。

サッカーを通じて学ぶこと

サッカー、遠征を通じて、普段いかに自分が親御さんに頼っているかを実感し、感謝の気持ちを持てるように。
自分で出来ることを少しずつ増やして、自分のことは自分でする習慣を今のうちに身に付けられるように。
当たり前のことを当たり前にできるようになるための練習をしています。

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