サッカー 壁にぶつからせるのが愛情か?回避させるのが愛情か?

ある一定のリズムでプレイをしている個、うまくいっている時は、悩むことがなく、深く考えることもありません。
うまくいかなくなって初めて、自分で考え乗り越えようと工夫し始めることになります。
ただ、そうなったとしても『考えない』個がいるのも現実。
違いはどこにあるのでしょうか?

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考える力を育てる

手を出さな過ぎても出し過ぎてもよくありませんので、年齢によって加減する必要もありますが、いつまで経っても関わり方を変えられない場合、周りの大人が全てを解決してきた場合、本人の考える力は育ちません。
そこに気付けるかどうか修正できるかどうかは本人次第だけれど、周囲の協力が必要です。
周囲の大人がいかに先回りせずに、ほんの少し我慢して、ほんの少し先を見て、本人の力を信じて見守る時間があるのとないのでは、成長の度合いが変わってくると思います。

乗り越える力を育てる

ほどほどに、良い塩梅で(これがなかなか難しい)、今のうちに少しずつ責任を持たせる練習をして、いろんな経験を積ませてあげてほしいと思います。
年齢が上がれば分岐点が現れ、今まで経験したことのない悩みを抱えることがあります。
いつまでも周りが解決してやれるものじゃなく、どうしようもなくなっても自分で消化するしかないから。

成長させたいのか 成長を止めたいのか

せっかく環境を用意しても、その先に成長があるとしても、その場その場で可哀想だと我慢できずに手や口を出してしまったら、育つものも育たなくなります。
『そこは本人に求めないと、責任を持たさないと、探させないと』
そんな場面が多くあります。

周囲の大人の立ち位置

いつまでも変えられなければ困るのは子ども。周囲の大人の関わり方を、立ち位置を調整した方がいい時期が来ます。
支えてもらうだけじゃなく誰かを支えて生きていけるように、自分の力で道を切り開いて生きていけるように、そんな力を付けられるように。
遠すぎても見えませんが、近すぎても見えなくなることもあって、少し離れないと見えて来ない世界もあります。

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