少年サッカー 「声を出せ!」って言われても

試合中、選手に『声を出せ!』って叫んでいる大人を見かけることがあります。
声が出ない(出せない)理由はいくつかあって、普段から声を出す習慣がなければ、なかなか出るものではありません。

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■乏しい経験

『大きな声で挨拶しなさい!ちゃんと返事をしなさい!』
セレクションの受付などで、横にいるお子さんにやきもきしている親御さんをよく見掛けます。
『●●少年団、●年生、●●です!』
どうかすると、お子さんの代わりに名前を名乗るお父さんもいます。
普段から、挨拶や返事や、自分のことを自分でする習慣や経験が乏しい子は、反応も乏しいことがほとんどです。

■声が出せない理由

自信がない、出しどころがわからない、注目されたら恥ずかしい、普段から自分の言葉で話す習慣がないなど、すぐに解決できるものから時間がかかるものまで理由は様々。
せっかく大きな声を出していても、野次や文句じゃマイナスだし、プラスになる声を出したいもの。
もしかしたら、声を出せと言われれば言われるほどなんだか過剰に意識しすぎて、余計に出なくなっているのかもしれません。

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■声を出す必要性

声を出すとどんないいことがあるのか?なぜ、声を出す必要があるのか?
緊張する場面でも声を出すことでストレスを軽減してリラックスできたり、自分や仲間を奮い立たせたり盛り上げたりする効果があります。
プレー中なら、自分の居場所や要求を伝えたり、味方に状況を知らせたり、敵や味方を動かしたりするためには欠かせないものです。

■普段からの習慣

大人の問いかけが、ハイやイイエで完結するものばかりではいつまで経っても成長はありません。
選手自身が考えて、答えを出して、自覚する時間をつくることも必要です。
あとは、練習中から声を出さざるを得ないトレーニングや遊びを組み込んだりして習慣を付けること。
挨拶や返事をしっかりしたり、自分のことは自分でしたり、自分の言葉で話したりする習慣を付けること。
教え込まなくても、サッカーを通じて身に付けられるものはたくさんあると思っています。

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