サッカー 選手と保護者 懇親会での交流と悩み相談

リオペードラでは、保護者会という組織はありません。
保護者の方の中から役員を選出して一定期間何かチームのお手伝いをしていただくということや、練習や試合会場であれこれと子どもの世話を焼いていただくことはありませんので、会場に保護者の方が来られた場合は、少し離れたところから温かく見守っていただいて子ども達の応援に専念していただいています。

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石川県内 保護者会のないサッカーチーム

小学生年代(U-12)、中学生年代(U-15)、石川県で保護者会のないサッカーチームはどれくらいあるのでしょうか。
一般にスポーツ少年団では、活動するために必要とされる親御さんの役割は相当なものです。
保護者会だけではなく、練習や大会や公式戦での審判、会場設営、用具の準備、掃除、チームのものの洗濯、選手の送迎や連絡まで、当番制になっているところが多いようです。
その他にもコーチの弁当や飲み物やおしぼりの準備や、どうかすると弁当のフタを開けたり割り箸を割ったり、食べたものの後始末まで役割分担が決まっていたりするそうで(笑ってしまいますが実話です)
何年にも渡って、ある特定の保護者の意見がまかり通る、なんてレベルの話は嘘であってほしいものです。笑
どれもサッカーに限った話ではないのですが、我が子のためとはいえ、親御さんが休みのたびにチームのお手伝いで奔走し、また親同士のしがらみで疲弊する、なんて話も耳にします。

リオペードラ加賀 懇親会

リオペードラでは保護者会はありませんが、高学年になれば年に一度、選手と保護者と我々指導者が集う懇親会を行います。
子どもたちと一緒に食事をし、時には飲みながら親御さん同士、指導者を交えていろんなことを話せる場を設けています。
懇親会に参加してくれること、いつも温かい応援をしてくださること、クラブへのご理解ご協力の感謝を伝える機会でもあり、改めてどういう考えのもとに指導しているのか、子ども達の様子などを伝えることもできています。

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懇親・進路相談・サッカーの質問

サッカーのこと、家庭のこと、学校生活のこと、進路のこと、懇親会の場では、いろんな質問や相談があります。
普段は思春期のお子さんのことでお母さんからの相談を受けることが多いのですが、飲んでいる時は断然お父さんからの相談が多くなります(おそらくビールの消費量とお父さんの相談量は比例します)
そして、今回消費したビールは過去最高二日間で38リットル。
いろいろなお話を伺うことができました。笑
写真に写っていない保護者や他のコーチはこの時どこにいたのだろう・・。

小学生、中学生の子どものこと 悩み・相談

子どもの世界にも、楽しいことばかりあるわけじゃありません。
衝突やトラブル、思い通りにいかないこと、辛いこと苦しいことだってわんさかあります。
失敗だって山ほどします。
でもその失敗をしてほしくて自分達はいろいろな仕掛けをしています。
今こそ子ども達がじゃんじゃん失敗と基礎の基礎を徹底してやり込む時期で、自立の準備をする時期だからです。
サッカーが上手いとか下手とかの話じゃなく、生活の中なら自分から挨拶できるように、時間やルールを守れるように。
間違えたり失敗したりしながらも、自分で考えたり判断したりする習慣をつけて、自分の言葉で自分の意見を言えるように。
社会に出た時に自分の足で立って歩き、失敗したとしても自分の力で起き上がって何度でも挑戦できるようになるための準備をしています。
周囲が何でもかんでも先回りして手や口を出してしまえば、失敗をすることもなく身体だけがどんどん大きくなって、大人になっても自分一人じゃ何もできない中身が伴わないとかじゃ、困るのは本人。

小学生 試合での勝ち方

サッカーで言えば、小、中学生は今はまだ勝てないことが多く観ていて歯がゆく思っている親御さんももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
ぶっちゃけ、小学生年代ではある程度のレベルまでなら試合に勝たせることは難しくありません。
技術がなくても勝てるし、そういうチームも実際見かけます。
大人が勝つ方法教えれば勝ててしまう年代です。
でもそれじゃやってる意味がなくなってしまうし、中学や高校に上がったときにまったく通用しないし使ってももらえないし何より選手本人が楽しくないんです。
試合結果や点差で上手い下手の判断ができないのがこの年代で、中学に上がるとき、チームを選ぶときにも必ず自分の目で確かめることが必要です。

中学年代 思春期の相談

中学生は思春期真っ只中、身体と心の変化が著しい年代です。
異性を気にし出すことも当たり前のことで、誰々に彼女ができたとか別れたとかって話も我々に逐一入ってきています。
行動、言動、中二病という言葉もあるくらい不安定になる時期で親御さんに対しては極端に口数が減ったり態度が悪くなったりすることもありますが、決して日々サポートしてくれていることに感謝の気持ちがないわけじゃなく、身近すぎて幼すぎて口に出せない時期でもあります。
もう少し大人になってしまえば、例えば親元を離れたときに自分がいかに恵まれていたかを知ることができます。

受験 進路の悩み

そんな彼らも3年になれば高校受験。
行きたい高校があるのに学力が足りないから諦めるというようなことにならないためにも、今まで以上に時間の管理をしっかりして取り組む必要があります。
ただ思春期も高校受験も最初からあるとわかってることなので、全く慌てる必要はありませんし、リオの先輩達も全員通ってきた道です。
直接話をしてもらうこともできますし、何かあれば自分たちスタッフに相談していただければと思います。
ご質問やご相談は懇親会でなくともいつでもお受けしていますが、指導中及びSNSやメールでの対応は致しませんので予めご了承ください。
我々指導者が子ども達の指導に集中できているのも親御さんのご理解とご協力があるからこそ。
本当に有り難いことです。

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