皆と同じ時間に同じだけの練習をして、プロになりたいとか、上手くなりたいとか、評価されたいとか言われても。
そこに本気度は感じられません。
当たり前だけど、困難なくして手に入るものなんかたかが知れているわけで。
言っているだけで行動が伴わず、何の努力もせずに勝手に夢が叶うとか、そんな都合のいいことはないわけで。
そんな時は、同じ目標を持っている先輩はこんな時間の使い方をしていたよ、と伝えます。
それでも結局やるかやらないかは、その個次第です。
努力の仕方、目標達成の仕方がわかってないから、夢と現実のギャップがありまくることが理解出来ていないのかもしれません。
もっと勉強以外で、困難な状況に小さい頃から立ち向かっていかないと、その習慣は身につかないのでしょうか。
練習に時間通りに来て、終わったら即帰る選手もいれば、午前のみの練習でも、弁当と勉強道具を持ってきて、自主練の合間に勉強を済ませ、夕方まで練習していく選手もいます。
たかが3年間、されど3年間。
技術、姿勢、行動、信頼。
サッカー以外の評価にも相当な差がつきます。
自分が思うような結果を出したかったら、人より抜きん出たかったら。
人と同じだけの練習量(仕事量)をこなしているだけじゃ、よほどスーパーでない限り、まず無理です。
自分が求める結果を出す為に、与えられた練習時間(就業時間)以外で何が出来るか、どうしたらもっとできるようになるか、どうしたらもっと良くなるかと考えながら、コツコツ積み重ねる努力をするしかありません。
自分で時間を捻出し、練習する、本を読む、人に会って話を聞き真似る・盗む。
そこに近道や特別なことなんて、何一つありません。
職種に関係なく、活躍されている方に共通するのは、
一流を目指す人ほど、技術だけでなく、人間力を、心を磨こうとしているということ。
全てにおいて楽しもうとしているということ。
誰にでもできることを誰にもできないレベルで、徹底的に行えるかどうか。
絶対やってやるんだという覚悟があるかどうか。
これが活躍できる人間とできない人間の差、成功する人間と成功しない人間との差。
どんなに才能と知識と知恵があっても、覚悟がなければ。
どんなに辛いことや困難があっても、やるという覚悟さえあれば。
最近Facebookで目にした記事。
『出る杭は打たれる、出ぬ杭は腐る』
なるほどな。
やっぱり、できるかできないかじゃない。
『やるかやらないか』