信頼を得るために必要な力とは

練習時間直前に来て、試合時も出発直前にならないと来ない選手がいました。


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最後に来て準備を手伝うこともなく、不機嫌。
親御さん曰く、時間はあるのに直前にならないと動かないとのこと。
出発直前まで寝ていて、朝ごはんを食べる時間もないとのこと。

先日、時間ギリギリに来たその選手に、遅刻だと伝えました。
その子の時計では時間前なので、間に合っている、遅刻じゃないと主張してきました。
だけど、自分の時計では2分遅刻だから。
当たり前だけど時計には誤差があるんだし、そういうこともあるんだよと。
自分で必要な準備もできないなら、来なくていいよと伝えました。

その後、その選手が時間ギリギリに来ることはなくなりました。
朝も余裕を持って自分で起き、食事もしっかり摂るようになったとのこと。
指摘された自分の間違いを、しまった!と受け止めて修正できる素直な選手は、まだまだ伸びるし、今後活躍することにな
るでしょう。
いろんな周りの支えや協力があることに感謝の気持ちをもって、前に進んでほしいと思います。

この選手のように、即変われる人間と、同じことを何度言われても変われない人間がいます。
いつまで経っても変われない人間は、そのうち誰からも何も言われなくなります。
信頼できないから、相手にされない。それは当然のこと。
大人の世界では遅刻は罰金。普通のこと。

他人から耳の痛いことを指摘された時、頼まれごとをされた時、表情、態度、受け答えにその人の本質が出ます。
言い訳やできない理由を並べる、どうかするとごまかすためにやらないために嘘をつく。論外。
根っこが腐ってたらどうにもなりません。

『時間がないからできない、●●がないからできない』
言い訳ばかりの人間は、いつまで経っても何もできないし、未来はありません。
自分で自分の評価を下げていることに気付かない。残念。
選手には、そんな言い訳野郎にはなってほしくありません。

学歴社会で一旦就職してしまえば一生安泰、終身雇用で年功序列。なんて、とうの昔の話。
経営者でも指導者でも会社員でも個人事業主でも、成果を出さなければクビになる時代。
信頼がなければ、仕事(責任)を任せてもらえることもありません。
どうしたらできるだろうかと考え、失敗しても工夫しながら、前へ進もうとする人間は周りから応援してもらえ、信頼されるでし
ょう。

誠実さ、積極性。
信頼は自分の行動で得るしかないのです。

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株式会社アウパ

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