今年もやってきました、総合スポーツ施設アウパ加賀を設立して6回目の大掃除。
年末恒例、一年の締めくくり。
選手達が館内をピカピカに磨き上げてくれました。
■ドラフト会議開催
まずはスタッフが、自分の持ち場に選手を配置するためのドラフト会議(要は選手の取り合い)を開催。
各清掃箇所がいかに早く美しくできるか、大掃除の成功が左右されると言っても過言ではない、白熱した会議です。
『●●は仕事が早い。』
『●●はしっかりやってくれる。』
普段の取り組みから、次々と選手の名前が挙がります。
■たかが清掃、されど清掃
掃除は、簡単だけど、しっかり人間性が出る作業。
家で掃除したこともないんだろうなってくらい、やってるフリだけ、雑巾持ってるだけでフラフラする選手もいれば、丁寧に黙々と、言われた以上のことをやれる選手もいて、全部見ています。
手を抜く選手は、その習慣を断ち切らないと自分に返ってくるし、信頼できる、任せられる選手はやっぱりサッカーが伸びてくる。
■サッカーを通じて学ぶ
ちょっとぐらいサッカーが上手くたって、ボールを蹴る技術があったって、一旦社会に出てしまえば何の役にも立ちません。
それでも、サッカーを通じて学んだことを、活かせられるように。
どうせ誰も気付かないだろうと手を抜けば、その程度のやつだと呆れられ見限られるのがプロの世界。
信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生。
こいつに任せておけば間違いないと、信頼される人間に。
アウパ設立当初は大変なことばかりだったけど、やっと少しずつ落ち着いて、肩の力を抜いて、気持ちよく楽しくやれてる気がします。
でもじっとしていられない、落ち着いていられない性格だから、まだまだ何も満足していないし、もっともっと進化していかないといけない。
さらなる山、壁を見つけてよじ登りはじめたい。そんな気分です。