少し前の話になりますが、OBがアウパに遊びに来てくれた時のこと。
中学時代に伝え続けたことが、何年も経ってから響くこともあります。
成長を感じる、最高に嬉しい瞬間です。
親への感謝
『親元を離れて初めて、何でも自分でやらなくちゃいけないんだってことに気付いたんです。
中学の時は、親なんてうぜえとかうるせえとか思って、やってもらうことが当たり前だと思っていたけど、全然当たり前じゃなかったんだなって。
将輝さんがいつも“親への感謝を忘れるな”と言っていたのはこういうことかと。
練習で疲れていてもやることをやらないと寝られないし、やってたら夜中になるし。
監督は厳しいし練習はキツイし、本気で逃げ出そうと何度も思いました。
でもこの道を選んだのは自分だし、耐えるしかなくて。
今はもう、応援してくれた親には感謝しかないです。』
困難や苦労を乗り越え、最高の笑顔で語ってくれました。
将来の夢
『将来どう考えてるの?』と聞くと
『現役を終えたら、サッカーを教えたいと思っています。
いつかリオペードラでやりたいです。』
そう力強く、言ってくれました。
現在はその道に向かって爆進中。
彼ならきっといい指導者になれると思います。
サッカー指導者として
他にもサッカー関係の仕事に就きたいと考えているOBの声を聞くことがあります。
サッカーを教えるだけじゃなく、それ以外に何を伝えられる指導者になるのか、自分が思う道に進む為には、どんな努力が必要なのかは常に考え続けないといけないと思います。
親元を離れて親への感謝を知り、地元を離れて地元の良さを知ることも必要。
環境に、周囲に自分が育てられていることにも気付かなくちゃいけない。
たくさんの人に出会い、いろんなものを見て感性を磨いて、環境の違いを感じて欲しいと思います。
中学生の頃からは、想像もできないくらいたくましく成長したOBの姿を見せ付けられるのはいい刺激になります。
いい刺激の後には、成長があるはず。
まだまだ、負けてられません。