試合は選手がするもの

話を目で、心で聴くこと。聴いたことを考えて工夫すること。それを一生懸命やること。
こう伝えて練習をスタートしました。


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どれだけ自分で考えて工夫できるか。

『トイレ行ってきていいですか?』
『なになにしてもいいですか?』
など、良く聞いてくる子がいます。
答えを聞いてから動く習慣になってる子はサッカーでも自ら動くことができません。
自分で考えて行動すると、『ちゃんと確認してからやりなさい。』『勝手に先走るんじゃない。』と制限された中での日常生活を送っているのかもしれません。
子供たちを観ていて、自ら何かを決断したり、判断することが少ないのかなと感じています。
子供の判断を奪ってしまう指導やピッチ外からの声も未だに多く見かけます。
コーチ(大人)は子供が自ら判断する為の選択肢を与えることが重要で、答えそのものを与えては子供達の判断力は養えません。
サッカーと日常生活はつながっていると思っています。
サッカーも日常生活も、たくさんの選択肢を持ち、それをどのような場面で、どのように決断していくかは、本人が決めることです。

マニュアル人間全盛の時代ということを聞いたことがあります。
マニュアル化された社会は管理するものにとっては非常に管理しやすい社会。人間の考え方を統制するには打ってつけの方法。 
社会全体としてみると、すべてのことが画一化されて個性の少ない社会とも。
だからこそチャンスなのですが。
マニュアルの目的は余計なことを考えずに、言われたとおりにすること。そう言う人は実際います。自分も一理あるなと思います。

親やコーチに動かされてやるのか、自らやるのか。
その言葉、考えは自分の言葉、考えなのか、大人(親、先生など)に言わされてる言葉、考えなのか。
自分の言葉、考えを持てるようになってほしい。

サッカーにおいても、自分の判断でプレーしてきたのか、監督の判断でプレーしてきたのかで後の伸びが大きく変わってくると考えています。
サッカーは自分で判断するスポーツだからです。

『臨機応変』
この言葉は指導現場でも多く使います。
サッカーは目まぐるしく攻守が変わるスポーツで、臨機応変に考える力が必要だからです。
身体能力だけでなく、瞬時の判断や発想がカギともなります。

『試合は選手がするもの』
元代表監督ジーコの言葉です。
シンプルな言葉の中にジーコの想いが詰まってますね。

サッカー通じて、自主性・自立性、創造性を身につけてほしいと思います!!

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