サッカー 一番しんどいのは練習、本番では力を出し切るだけのこと

体操の加藤 凌平(かとう りょうへい)選手が今朝のテレビで使っていた『試合筋』という言葉。
『試合筋』とは『火事場の馬鹿力』のことで、試合の際にはこれをコントロールできるよう気をつけているとのこと。

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火事場の馬鹿力

この『試合筋』は普段の練習などでは使いたくとも決して使えないもので。
試合など、集中力が極限まで高まったりすることで、リミッターが外れたようになり、普段の限界を越えて高く跳んだり、思いがけない力が出てしまうことらしい。
なるほどなー。

力を抑えることが必要な競技

いつも出ない力が出るならいいじゃないか、というわけにいかないのが体操競技で、少しのズレからバランスを崩したり、手が届かなくなったり、着地がうまくいかなくなる。
そしてこの、火事場の馬鹿力をコントロールする方法の一つとして、加藤選手は試合前にわざと体重を500~1000g程度増やして自分の動きを鈍らせ、出過ぎる力を抑えるとか。(目からウロコ)

練習を再現する正確性

体操は安定感が第一で、練習を再現する正確さがとことん求められる競技。
例え舞台がオリンピックだとしても、気負ったり、怖気付いたりせずに普段の練習となんら変わりなく演技することが必要で、そのためにはセルフコントロールが重要。

試合で頑張るのは当然。一番頑張るのは練習かな。練習からみんな戦っているから、この練習をやれていればいいなと思っている。
内田 篤人(うちだ あつと)

実力を発揮することが目的

『練習では試合のように、試合では練習のように』という部分ではサッカーも同じ。
練習でやれないことが、試合でやれるわけがない。
本番でも変に緊張せず周りに流されず、自分がやってきたことに誇りを持って、持てる力を存分に発揮するだけ。

緊張できることをやらせてもらっていることを、幸せだと思うことだよ。
タモリ


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