3月25日(日)夜に加賀を出発し、2泊3日で仙台へU15の選手を連れて遠征に行ってきました。
仙台についた時から震災の爪跡が目に入り、津波のすさまじさを感じたし、震災から1年、復興が進まない現状を目の当たりにしました。
今遠征、12月にジュニア、ジュニアユースで加賀に来てくれた東六クラブ(仙台市)さんに会場など準備して頂きました。
試合での交流だけではなく、夜には、東六クラブの小西さん他スタッフが宿に来てくれ、ミーティングで、選手達に当時の様子など映像も使いながら話をしてくれました。
3日目の朝には、被災地にも行ってきました。
TVでしか皆見ていなかったと思うけど、実際のその光景を見て何を感じるか。何を思うか。
被災された人がどんな思いで暮らしているのか。
中学生の多感な時期だからこそ見せたかった。感じてほしかった。
いつも以上にサッカー以外に学ぶことが多い遠征となったと思います。選手はたくさん考えさせられたと思います。
話を聞いてて辛い部分もあったかと思うけど、現実と向き合ってもらいました。
『もうサッカーはできないと思った』
『クラブを存続させることは無理だと思った』
小西君は言っていました。
自分達はすごく恵まれているし、サッカーが出来るのは当たり前じゃない。
そう感じたと思います。
感じただけで終わりになるのではなく、日常に活かしていくことがもっと大切なこと。
選手も、我々スタッフも。
平和ボケしないように。