サッカー 指導者として 一を聞いて十を知る人の思考

立ち上げから早10年。人やチームとの巡り合わせには本当に不思議なものを感じる。
ご縁がどんどん繋がってく。有難いことです。

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見られている意識

拘りバランスの良いチームは、手本になる。
スタッフの立ち居振る舞い、立ち位置、役割、選手を想っての様々なアプローチ、ちょっとした気遣いなど、やっぱり違う。
スタッフの想いは、選手にも伝わってるなと感じるし、プラスのオーラ(?)が出てる。表情にも行動にも。
やっぱり、目標を持ってる人が何よりも1番強い。いい刺激になる。
そうじゃないチームは、若いスタッフが選手が集合中にも関わらず側で座りながら平気で携帯いじったりして、ちょっとした隙だと思うけど、子どもじみた行動、自分も気をつけないといけないなと思う。
常にどんな時でも見られている意識を持つこと。

トータルに評価されるサッカー選手

街クラブ出身の選手が一芸に秀でるとの表現で、評価されることがある。
特長ある指導、特化した指導。そんな要素は、街クラブの専売特許のように思われるところもある。
皆が皆そうじゃないけど、この年代で大切にしているものを貫く指導は、増えてきているんじゃないかな。
たかが通過点、されど通過点。
それでも、トータルに評価されるサッカー選手の完成なんて、まだまだ遠い先の話。
そこを目指しながら、同時にユース以降もプレイ出来る環境整備を進めないと。

一を聞いて十を知る人の思考

サッカーだけじゃ、勉強だけじゃダメで、そこからどれだけ拡げられるか。
自分のことなら頑張れるし、指示されたことはやるけどそれ以上のことはやらない、できない、やろうとしないのは、今の日本の教育の典型で、オフザピッチ(気遣う、察するなど)のできなさっぷりに現れてくる。
『一を聞いて十を知る』
自分で、考動できるように幅を拡げること。まさにここだと思う。

本当の強さ、賢さ、うまさとは

亡くなることで全国ニュースになって、惜しまれるのはみんなに愛されて、慕われたから。
じゃあなんでそういう愛される人になれたのか。きっと一芸に秀でただけでなくて、それ以外の部分の魅力に溢れていたから。
人から応援される人は人を応援できて、人から助けてもらえる人は、人を助けることができる。
うまくいかないことの方が多くても、それでも表情や心理をコントロールしながら、取り組む必要がある。

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