学校が冬休みに入り、県外の高校へ進んだOBが時間を作っては、リオへ顔を出してくれます。
千葉の高校へ行ったOB、怪我の話、自分の置かれている状況、ひと回りもふた回りも成長したなと感じます。
リオの後輩のことも、とても気にかけてくれていました。
こうやって選手の成長が実感できるのは大変嬉しいことですね。
さて、今回の大阪遠征、U-14、U-13、共に二泊三日で行いました。
どちらも非常に実りがあり、すでに大きく変化し始めた個も、います。
保護者の方からのよくある質問です。
「なぜ、県外へ遠征に行くのですか?」
「もっと近隣の、石川県内のチームとやらないんですか?何が違うんですか?」
遠征を行う理由はいくつかあります。
一度でも、石川県の公式戦を観て頂いた方ならお分かりのことと思います。
選手が受けられる刺激の度合い、衝撃の度合いが桁外れに違うのです。
意識、技術、能力、全てにおいての『基準』が違います。
例えばドリブルやパス一つにおいても、意図があり、精度が違います。
今トレセンに選ばれたからと満足して油断している個、今チームの中で活躍できているからと満足して油断している個、
「俺、このままじゃヤバイかも?」
違いを直接肌で感じることで、自分の弛んでいた気持ちが揺さぶられるのでしょう。
早い個は遠征の途中から、変化が生まれます。
現実を受け止められる素直さ、変わろうとする意識で、即、行動に移せるのが子ども達の素晴らしいところですね。
いつまでも自分を変えられない大人は、彼らを見習った方がいいかもしれません。
選手の普段の生活習慣を一部始終見ることもできます。
スリッパの揃え方、洗濯物の干し方。
茶碗の持ち方、箸の持ち方。
食べられるごはんの量、おかずの好き嫌い。
朝起きられない、片付けができない、準備が遅い。
疲れてくると些細なことで、罵り合いが始まる場合もあります。
あと、変化といえば、行きのバスの中では動物園のように騒がしいくせに、帰りのバスの中ではボロ雑巾のようにくたびれて、静かになっていたりします(笑)
ありがたいことに、今年一年は先々で特に衝撃的な、繋がりと出会いがありました。
おかげさまで、新しいチームを次々紹介して頂いています。
どのチームもしっかりとした理念を持つ、素晴らしいチームの、志高きアツい指導者ばかりです。
夜の懇親会では、情報交換をしたり、経験談や失敗談など、他では聞くことのできない貴重な話を聞くことができたり、様々な刺激をもらいながら、有意義な時間を過ごします。
「負けてらんないな。もっとやれるな俺」
指導者も選手も、同じことを考えているのかもしれませんね。
この年末年始はブログ投稿頑張りたいと思っています。それではまた明日!!