年代が上がる前、選択する場面。
サッカーを続けるのか、辞めるのか、部活でやるのか、クラブチームでやるのか。
子どもの思いと親の考えが一緒じゃないことも多い時期。
■選択の基準
どこどこのチームは強いとか、どこどこのチームは厳しいとか、イメージや噂なんてあてにならないもの。
よくあるのは、家から近いからとか、友達が行くからとか、強い先輩がいるからとか、部活だと生活指導もしてもらえるとか。
最近では、みんなで一緒に行って結果出そうとか、嫌いなアイツが行くなら行くのやめようとか。
子どもだけじゃなく、大人まで加わってそのレベル?
足並み揃えて楽しい感覚は、親子共々卒業する時期ですね。
■選手の様子を観察
自分がチームを見るとしたら、まず、練習のメニューがどうとかより、練習の雰囲気や今いる選手の様子、行動、取り組み方、オンとオフの部分、しっかりできているかどうか。
可能なら話しかけて、受け答えがしっかりできるか、自分の言葉で話せるかどうかも。
所属している選手を見るのが一番手っ取り早い。
それから、ゲームを見たり、指導や指導者を見たりします。
■自分の目で確かめる
体験練習には何度でも参加できるチームが多くあります。
できるだけいろんなチームの練習に何度も参加して、説明会も行って、違いを感じて選んでもらえればと思います。
足を運んで、自分の目で確かめること。
わからないことがあれば、何でも何度でも聞いて理解を深めて決断したほうが、後悔することは少ないと思います。
■どこに行っても必要なもの
思い通りの環境なんて、どこを探しても見つからないと思います。
ここで成長したい、がんばりたいと子どもが決心し、大人が応援しようと決めたなら腹をくくること。
選手には何があってもここで3年間ボールを触り続ける覚悟が必要で、親御さんには手や口を出さない我慢と、成長を見守る余裕が必要です。
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