フェアプレーって何?どういうのがフェアプレー?選手に質問してみました。
『宣誓!我々選手一同は、スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦うことを誓います!』
ちょっと前まで(今も?)そんな定型文があって、正々堂々と真っ向勝負することがフェアプレーだと思い込んでいる選手がいました。
以下はフェアプレーについて、JFAサッカーファミリーより抜粋
1.ルールを正確に理解し、守る
フェアプレーの基本はルールをしっかりと知った上で、それを守ろうと努力することである。
2.ルールの精神:安全・公平・喜び
ルールは、自分も他人もけがをしないで安全にプレーできること、両チーム、選手に公平であること、みんなが楽しくプレーできることを意図して作られているのである。
3.レフェリーに敬意を払う
審判は両チームがルールに従って公平に競技ができるために頼んだ人である。人間である以上ミスもするだろうが、最終判断を任せた人なのだから、審判を信頼し、その判断を尊重しなければならない。
4.相手に敬意を払う
相手チームの選手は「敵」ではない。サッカーを楽しむ大切な「仲間」である。仲間にけがをさせるようなプレーは絶対にしてはならないことである。
■ゴールを奪うために
サッカーは騙し合いのスポーツ。
正々堂々だけじゃ戦えない。
目的はゴールを奪い、守ること。
バカ正直に、毎回正面から行ったんじゃ奪えっこない。
無限にあるルートを探りながら、真綿で首を絞めるように近づいて、仕留める。
■駆け引き
ルールの中で、相手と駆け引きの連続。
自分たちの良さを出すために、相手の良さを消す。
相手の嫌がることを考え、感じてやり続ける。
目線、体の向き、声、感覚。
目に見えないところでも相手を騙し、隙を突く巧さも必要。
■フェアプレーとは
相手がいるから、自分たちの良さが出せる。
相手がいるから、自分たちの課題が確認できる。
相手は有難い存在でリスペクトする存在、敵じゃない。
だから全力でやらないと失礼。
勝つために全力を出すことが、フェアプレー。