『サッカーは人生の縮図』
この言葉、オシム監督も本などでそのようなコメントをしていたし、昔から色々な場でよく耳にします。
サッカーは人生の縮図のようなものだ。
人生のいろいろなことを学べる。
サッカーで子どもを育てる事ができる。
イビチャ オシム
サッカーに感謝する瞬間
今では自分自身、いろいろなことにぶつかったとき、「ああ、サッカーやっていてよかったな」と感じることが本当によくあります。サッカーにはとても感謝しています。
人生はそれほど単純でないと思うし、サッカーをそのまま人生に置きかえることはできないとは思いますけど。
サッカーはやめようと思えばやめることはできるけど、人生はそうはいかないから。
ヒートアップ出来るスポーツ
ゲームの中で、プライドや競争、協調、責任感、達成感、やりがい、恐怖心、自信や不安、人間関係など、いろんな感情が絡んで、限られた時間の中でそういったものが何度も体感できるスポーツ。
仲間と一緒に試合に勝つ喜びや負けて悔しさを感じて、次こそは!と、サッカーに熱い情熱を注ぐ気持ちは大切で必要なもの。
ここまでヒートアップできるスポーツは、あまりないんじゃないかな。
失敗を恐れる子ども達
どこか冷めた子というか変に大人というか、現実的な発言をする子が多いと感じる昨今。
他人との関わりも薄くなりがち。一生懸命やるのがかっこ悪いとか、失敗したらかっこ悪いからやらないとか。
大人がそうだから、子どもがそうなっていってしまうのか。
年齢が上がるにつれ、いろんなものを背負っていくことになるからリスクを冒せずそうなっていくのか。
心から打ち込めるものがある幸せ
サッカーを心から楽しむことが大切、でも楽しむだけでは、「ああ、サッカーやっていてよかったな」とまではならないと思います。
うまくなる為にもがいてもがいて失敗と成功を繰り返し続けることが大事。
もっと大人が夢見て、チャレンジして、そしてリスクを楽しまないと。
子どもにチャレンジしろなんて、言えないはず。
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