「果実で言えば、いかに良い実を取るかではなくて、いかに良い種の撒きかたをするか。」
テレビ番組ZEROでおなじみの村尾キャスターがなでしこの特集で言ってた言葉。
リオペードラを運営するにあたっても、まさにこの発想を大事にしてきました。
だから、8年前トップからではなくキッズ(3歳から)からスタートし、その後徐々に拡大してきました。
この種を撒くということは、ずっとやり続けなければいけないこと。↓
種を蒔いて、水、栄養を与えていれば花が咲き、実になりますが、根気良く耕した畑は大輪の花を咲かすし、大きな実を付け、茎だって太く多少の雨風では負けない丈夫なモノに育ちます。
どの土壌で何を目的にって部分が大切。
サッカーのトレーニングにおいても、短期間では目に見えない部分だけど、ユース年代以降で差が出る部分を最優先にしていきたい。
ソフト面ハード面様々なことを今後もやっていかなければいけないと感じています。
栄養を与えすぎてもいけないし、与えなかったら当たり前だけど良い実にはならないし、そのバランス、さじ加減が難しいが。
そのZEROの特集で、現日本代表GKの川島選手のコメントも最近心に残っている言葉。
「思い通りに物事が進むとは思っていない、サッカーも一緒。物事が上手く進まない時間帯の方がもしかしたら多いのかもしれない」
「上手く行かない時に何を積み重ねるかで変わる」
「そこを乗り切った時に自分が先に行けるか」
「失点(ミス)は次のミス(失点)を防ぐための経験」
「ポジティブになろうという考えがポジティブじゃない。その瞬間を全力で。今を大切にすることが先につながる」
すべてを受け入れて現状を把握し、打破し続ける川島選手。
それを聞いた、村尾さんが言ってたけど、川島選手の失敗の捉え方。
「誰でも失敗をたくさんする。問題はその失敗をどう捉えるか。」
失敗を経験と自然と捉えられるその観方が独特というか、挑戦をしている人はみんな同じようなことを言葉にするなと。
挑戦といえば、カズ選手も今朝のニュースで、
「挑戦することは人生そのもの、生きている証」
そう言っていました。
川島選手の言葉、そして、毎回たくさんのトップアスリートの話を聞いて、その後、短い時間で絶妙なコメントをする村尾キャスターのモノの捉え方、発言。こちらも実に興味深い。
今後も注目していこうと思っています。