普段はうまいことうわべだけ取り繕っていたとしても、切羽詰まった時や追い込まれた時に、その人の本性・本質が出ることがある。ふとした言葉や態度に見え隠れする心情で、判断されるとしたら?
頼まれごとは試されごと
例えば頼まれごとをされたとき。
忙しいのに、なんで俺が?嫌々で不満気にしぶしぶやる。忙しくても、わかりました!と即動き出せる。
例えばゴミが落ちていたとき。
見て見ぬふりをして通り過ぎる。パッと拾い上げて自分のポケットにしまえる。
どちらが可愛がられる人間か?
自分の常識は他人の非常識?
10人中9人がユルい、ズレていると言うけど、自分はそうは思わない。
自分を正当化したくて、そうじゃないと言い張ったところで、ユルいものはユルい。周りの9人がそう言うならそう。
そこで自分の基準がおかしいと気付くか、気付かないかは感性の問題。
言ってもらえるうちが花。言われなくなったなら、コイツには何を言っても無駄だと見捨てられたか、相手にもしてもらえなくなったってこと。
自分は出来る人間?
出来ない人間ほど、自分は出来ると思ってる。だから手を抜く、準備を怠る。
結果は実力通り、伴わない。
できなければ任せられなくなるのに、たったそれだけのことがわからない。
そして矢印を自分以外に向けたがる。時間がない、●●がない、自分は悪くない。
出来る人にはすべてを任せる、出来る人は任せてもらえる。
出来る人間ほど準備に時間を掛ける。頭の中で何度も組立てて、手を抜かない。
ひいきされる人間とひいきされない人間
選手にはいつもひいきされる人間になれと伝える。(おべっか使えとかそんなんじゃなくて)
ひいきされる=可愛がられる。
これは生きていく上で、すごく大事なキーワード。
気を回したり、空気を読んだり(あえて読まないことも必要)、求められることを先回りできる人間が、必要とされる。
子どものうちに、小中学生時代に身につけておきたい習慣。大人になってからじゃ、よっぽどじゃないと変われない。
可愛がられる人間とは、愛される人間。
可愛がられて愛されて応援される人間になって欲しい。
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