『ボールを持つな!パスしろ!』
『早くクリアしろ!』
試合観戦の際、保護者の方の応援がいつの間にか指示を叫んでいる風景、たまに見かけます。
子どもの試合にエキサイトする大人
もちろんプロの試合であれば、エキサイトするのは一向に構いませんし、むしろ全力で勝ちにこだわってシャウトしてほしいと思います。
でも、残念ながらこの現象は、小学生や中学生の試合でも起こっているということ。
勝ってほしいと願う親心とは言え、子どもの試合に入れ込みすぎて冷静に観られない大人がいるのは残念なこと。
なぜ応援席から指示を出してはいけないのか?
試合とは、普段積み上げてきた練習の成果を試す場所で、観に来た大人のものでなく、選手達のものです。
応援席から、右だ左だ、前だ後ろだと細かく指示を叫ぶ行為は、子ども達を混乱させ、思考と判断を奪います。
それでたまたま勝つことがあったとしても、その場限りのことで、上手くなったわけでも強くなったわけでもありません。
むしろ応援席から、成長の芽を摘んでいるに等しいのです。
野次や暴言は厳禁
相手チームや審判への野次や暴言はもっての外で、例え理不尽と感じる判定があったとしても、それもサッカーのうち。
子どもは真似の天才です。
間違っても、
『あの審判のせいで負けた。』
とか言わないでください。
子ども達はルールを守りながらサッカーをしています。
大人がまず手本を見せられるようにしたいものです。
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