少年サッカー 試合の勝ちは成功で負けは失敗?指導者の頭にはこびる危険な図式

勝ったチームが、必ずしも上手いわけじゃない。
全国高校サッカー選手権大会を観てもわかる。
これが勝ち抜いてきたチームの試合かと、がくぜんとすることもある。
そのチームがどんなサッカーをするのかは、試合結果やスコアを見ただけではわからない。

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勝った負けたで得られるもの失われるもの

試合に勝った時の興奮、高揚感、快感、達成感。
もう一度味わいたい、もっと味わいたいという気持ち。
勝敗で順位を競う以上、勝てば少なからず注目もされる。
自信や満足感が生まれることも。勝つことでしか得られないこともある。

勝ったことで生まれる勘違い

ありがちなのが、おごりや慢心や万能感。
指導者、選手、保護者、しかり。
試合に勝つことは大事。でも個々を伸ばすことはもっと大事。
変な欲や勘違いが出て、勝利至上主義になってしまわないように。
試合結果で一喜一憂する大人が周りに多ければ多いほど、選手の成長の機会は奪われる。
こういう時こそ、初心に帰ること。

指導者が目指すもの

指導者が中途半端だったり、いちいちブレてたりするんじゃ話にならない。
小学年代で、中学年代で優勝してゴールじゃないんだし。
今の勝利を目指すのか、先での勝利を目指すのかでやるべきことは変わってくる。
満足してる場合じゃないし、置きに行ってる場合じゃない。
自分の頭の中に、どれだけ描けているかで変わってくる。

スポーツにおける勝利とは

スポーツをやっている者の勝利としては、あのチーム、あの選手の、あの試合のあのプレーが好き、あの選手が好きって言われることも一つだと自分は思ってる。
選手も納得できてるし、楽しめてるし、見てた人も、『あの選手魅力があるよな』、『チームとして魅力があるよな』、ということがスポーツにおける勝利の一つ。
例えば、バルサののように、会場へ足を運んで観たくなる、価値のある試合ができるチーム。
試合で勝利を得ても、魅力で勝利を掴めない選手、チームにしたくない。
負けても勝利、勝っても勝利。
それを目指す戦い方をリオペードラでは伝えたいと思ってやってる。

武器を磨く育成年代

試合は、勝ち負けよりも、内容で勝負できているか。
武器を磨くためのチャレンジを楽しめているか。
勝ったからオールオッケーだと、細かいところを見過ごすことのないように。
今は鍛錬の時期。どこ目指しているのかを再確認して、しっかりと土台を作る時期。
指導者が、何が結果で勝ちかを見失わないように整理すること。

2018-01-28 16.11.02

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