子どもを伸ばす法則とは?【中学生編】

自我が芽生える時期、思春期。
口数が少なくなったり、親に反抗したり。
程度の差こそあれ、誰もが一度は通る道。

今まで親の言うことにはなんでも黙って従ってきた子どもが中学生になって、
自分の思い通りにならなくなってきたことに戸惑いを隠せないお母さん。
兄弟と比較して、
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)はこんなことはなかった」
「下の子(小学生)は私が言えばすぐやるのに」

なんとか今まで通りに、自分の言うことをきかせようと、
物で釣ろうとしてみたり、お金のことを持ち出して脅してみたり。
それでも思い通りにならなくて、
「友達が悪いのでは?」
「頭がおかしくなったのでは?」
と、あらぬ方向に話を進め、解決を急ぐあまり、
親の権力を振りかざして強硬手段に出る場合、
良い方向に進むことはまずありません。

当事者だからこそ、一番近い存在だからこそ、見えていないことがあるのかもしれません。

子どもには子どもなりの理由があるのかもしれないし、
もしかしたら、自分で自分の気持ちすらわかっていないのかもしれません。
壁を乗り越えようとしていて、うまくいかないと感じている時期なのかもしれないし、
過干渉だと感じて、親離れしようともがいているのかもしれません。

子どもにもプライドがありますし、言いたくないことや知られたくないこともあるのでしょう。
少しだけ放っておいて欲しい時もあるのでしょう。

親に感謝の気持ちを持っていないわけではありません。
ただ、言葉にするにはもう少し時間がかかるのかもしれません。
乗り越えるには、他の子より少しだけ、時間がかかるのかもしれません。
遠い昔、自分がそうだったように。

子どもには子どもの居場所があり、そこで仲間に認められながら、
かけがえのない関係が築けている場合があります。

少し時間が経てば、自分なりに整理ができて、
「あの時はこうだった」
と、突然話してくれることもあります。

解決を急ぐより、少し離れて見守る余裕や時間が、大切な場合があるはず。

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コメント

  1. 宮岸 稔 より:

    少し様子見です
    自分の力で乗り越えられたら成長するかな?

    • Riopedra より:

      自分もそうでしたが、うまくいかなくて悔しい思いしたり、思い通りの結果が結果が出なくて挫折したり、子供のうちにどれだけたくさん経験できるかがとても重要だと思います。
      必ず乗り越えられますし、乗り越えたことは今後彼の自信になります。少しぐらいの理不尽には動じなくなるでしょう。
      経験は財産です。成長するいい機会だと、見守ってもらえればと思います。

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