『遠征には何を持っていけばいいですか?』
最近はほぼないですが、立ち上げ当初、保護者の方からたまに聞かれた質問です。
■不親切な案内文
案内に書いてある持ち物は、
『サッカー用具一式、宿泊に必要なもの、気持ち』など。
これだけじゃわからない・・・って思いますか?
『シューズ、ボール、すねあて、ユニホーム、ソックス●足、歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、フェイスタオル●枚、バスタオル●枚・・・』
まるで学校遠足のしおりのように、こう書いてあるとわかりやすくて親切でしょうか?
■書かない理由
細かく書かないのには理由があって、選手に何が必要かを考えて準備して欲しいと思っています。
保護者の方が遠征の持ち物を準備する必要はないのですが、小学校低学年であれば、
『サッカーをするには何が必要?何を持っていくとサッカーができるかな?』と声を掛けて一緒に準備していただければと思います。
準備も遠征のうち、サッカーの練習のうちですね。
■遠征の狙い
自分で出来ることは自分でするという習慣は、周囲の大人の協力がなければ身に付きません。
遠征の狙いの一つは、『成長』の為のきっかけをつかむこと。
教えられたことはなかなか身に付かないことが多いけれど、自分で学んだことは染み付きます。
困ったことがあれば、次回から困らないように、忘れ物をしないように工夫するようになります。
自分の足りない部分を痛感することで、これからのトレーニングに打ち込む姿勢も変わってくると思います。
■身をもって経験することの大切さ
何でもそうだけど、実際に体感することが、大事。
U11・U12大阪遠征は、人間的成長を感じられた場面が多く見られました。
だけどまだまだ、引き続き要求していきます。
U13・U14千葉遠征は、たくさんのいい刺激を受けることができました。
反応が薄い選手には見逃さずに要求していかないといけません。
いい刺激の後の、いい反応に期待です。
ここからが勝負。