選手には言葉で多く伝えるよりも、デモンストレーションを数回見せた方が効果的だと思っています。
コーチがやってみせたり、上手くできる選手にやってもらったり、正確なデモンストレーションと簡潔な説明で、選手のモチベーションを低下させずに伝えることができます。
コーチが行うデモ
指導者が行う場合、選手に信頼感も与えることができるメリットもあります。
ただし上手くいかなければ逆効果で、いつでも技術を伝えられるように子どものチャレンジ精神をくすぐれるように、準備しておかないといけないなと思います。
選手の見ていないところで、もっともっと積み重ねないとですね、身体が動くうちに。
選手が行うデモ
自分と同じくらいの学年の選手が良いお手本を見せてくれるのは、大きな刺激です。
『自分もあんな風にできるようになりたい』
『練習すればきっとできるはずだ』
お手本になった選手も、またみんなに見せられるようにもっとトレーニングして上手くなりたいという気持ちが刺激され、相乗効果を生みます。
百聞は一見に如かず
わかっちゃいるけどついついやりがちなのが、長々と説明してしまうこと。話が長ければ長いほど子ども達の集中力は途切れがち。
これは自分が選手時代に感じていたことでもあります。
選手は話を聞くよりも身体を動かしながら技術を獲得します。
説明はポイントのみ、そのポイントも与えすぎないようにして技術を見せ、ボールを触る時間を多くすることが、一番効果的だと思います。
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