更新するのが久しぶりになりすぎたブログですが、家の用事で書けませんでした。(嘘)
さて、この『家の用事』という便利な言葉。
小学生の選手たちが、練習を休む時によく使用される人気No.1のワードです。
リオペードラではアカデミーの選手が遅刻や練習を欠席する場合は、選手自身が連絡をしています。
子どもの心を育てるやりとり
①小学1年生によくあるパターン
『今日は家の用事で休みます』
『おうちの人と出かけるの?』
『そうです』
『気をつけて行ってきてね』
『はい。ありがとうございます』
②小学2年生以上によくあるパターン
『今日は家の用事で休みます』
『そう。家の用事って何?』
『・・・友達と遊びに行く』
『そう。それは家の用事じゃないよねえ』
『はい。すみません・・・』
いろんなやり取りがあります。
『なぜわざわざ子どもに電話をさせて、休む理由まであれこれ聞かないといけないんですか?』
理由は入会時に説明していますので、滅多にない質問ですが、そんなことサッカーに(コーチに)関係ないじゃないかと思ってらっしゃる方にまれに聞かれることがあります。
これは、自分で電話を掛け名前を名乗り、挨拶をして要件を伝えるという練習です。
サッカーを通じて、自分のことを自分でやるという当たり前の習慣が身に付くように関わっています。
特に挨拶は、いつでもどこでも自分から先にしっかりと相手の目を見てできるように、したいものです。
話すことが苦手な子
自分の言葉で話すことが苦手な子どもの周囲には『よく口出しする大人』がいる場合が多くあると感じています。
同学年の友達とは喋れても、年下や年上とは話せないし、大人との会話なんてもっと苦手。
自分の意見を求められることが極端に少なく、周囲の大人の言いなり。
自分が黙っていても、周囲の大人が代わりに話して解決してくれる。
他人と目を合わすことが苦手で、失敗をするのを恐れるあまりチャレンジもしない。
大人が良かれと思ってとってしまう行動が、子どもの成長の芽を摘んでいるとしたら。
敢えて手や口を出さないこと、大人は子ども以上に辛抱が必要だと思っています。
サッカーが上手くなるために必要なコミュニケーション能力
『よく喋れる』ことは重要なポイントだと思っています。
ただおしゃべりなだけでなく、他人と上手くコミュニケーションが取れるという意味で。
自分の意見を自分の言葉で伝えられること。
チームスポーツでは意思の疎通や、仲間と信頼関係を築くことが必要。
何より、人なつっこい子はそれだけでどこへ行っても可愛がられるもの。
サッカーが上手くなるために必要な生活習慣
リオペードラではサッカーの技術を上げるために、ボールトレーニング同様に大切にしているのが、PNFCトレーニングです。
そして、準備や後片付けや掃除、体調や時間の管理、生活習慣に手を抜かないこと。
怪我も自分と向き合う辛抱の時間で、腐らずふてらず何か出来ることはないかと探れるように。
ちょっとやそっとじゃ潰されない、しぶとい人間になれるように。
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