観ていて面白いサッカーとは?

サッカーの試合を観る時、どこに注目しますか?

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ドリブルのスピード?パスの精度?シュートの決定力?
プロの試合であれば、勝つか負けるか、結果が全て。
では子ども達のサッカーを観る時は?
勝ち負け以外、どこを観ますか?

例えば、子ども達の発想の豊かさ、技や工夫。
柔軟さや意表をつく仕掛け。
駆け引きを楽しむ、力の抜けた感じ。
勝った時のうれしい顔、負けた時の悔しい顔。
ゾクゾクしますね。

楽しそうにやっているか、誰かにやらされているか
自ら判断しているか、監督が判断しているか
リズム、緩急はあるか、スピードオンリーイケイケどんどんか
しなやかさはあるか、ゴリゴリと力任せ系か
予測のつかないプレーか、決められた戦術か
個を重視しているか、最初にチームありきか
前に進んでいるチームか、停滞しているチームか
学ぶことを怠らない指導者か、大昔のサッカー経験だけで指導に携わっている監督か

視点を変えるといろんなものが見えてきます。

ベンチから選手にひっきりなしに飛ぶ「バカヤロウ!コノヤロウ!」
保護者が試合会場であれこれと子どもの世話を焼き、ワーキャーと騒ぐ光景。
サッカーとはそんなものだと思っていませんか?
他のチームを知らないと何の疑問も持たなくなります。
基準を確認する意味でも、いろんなチームがあることを知ってほしい。
幅を広げるためにも、いろんな世界をみてほしい、そう思います。

あるセレクションでの光景、
「○○少年団○年、○○○○です!」
と、元気よく名乗るお父さん。

「スイマセン。ボールを忘れてしまったので、貸してもらえませんか?」
と、申し訳なさそうに言うお母さん。

どちらも子どもは少し離れたところで、横を向いていました。
石川の育成の現状です。一番大事なことが指導できていない。
これも全てチームの代表者、指導者の責任と僕は思っています。

リオペードラでは、普段から罠を仕掛け、駆け引きをします。
子ども達にはあらゆる場面に対応できるよう、成長してほしいと思っています。
人間性を豊かにし、個を育てるとはそういうこと。

さて、GW後半、黒焦げ記録更新中。
明日はどんな罠を仕掛けてやろうかな。

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